今年のNXT BLD/DEVは、2026年5月13日〜14日にロンドンの Queen Elizabeth II Centre にて開催され、AECテクノロジーコミュニティが集まり、建設業界の未来をテーマにした講演、デモ、ネットワーキング、ディスカッションが2日間にわたって行われました。
今年はNXT BLDの10周年でもあり、AEC Magazineは、AI、設計自動化、オープンデータ、デジタルファブリケーション、Generative Design、XR、次世代BIM、そして現在のドキュメント中心のワークフローからの転換をテーマとしたプログラムを展開していました。

Tektomeにとっても、今回のNXT BLD/DEVはこれまでで最も活気あるイベントだったと感じています。
展示会の開始直後から、ブースには既存パートナーや初めてTektomeを知ったお客様など、多くの方々にお立ち寄りいただきました。設計者・施工担当者・施主・技術者それぞれが、実際のプロジェクト環境におけるAI導入についてどのように考えているのかを直接伺うことができ、非常に貴重な時間となりました。
ブースでは、手作業の削減、プロジェクト情報の高度化、そして複雑な意思決定に対する信頼性向上を目的とした「Tektome Platform」を展示しました。
来場者の方々からは、AIを単なる自動化ツールとしてではなく、設計・法規対応・プロジェクト調整といった日常業務の中で、どのように実務へ組み込んでいくべきかという点に高い関心が寄せられました。
今回の大きなハイライトの一つは、代表取締役 CEO 北村尚紀によるメインステージセッション「When AI Learns Your Secrets: A Multi Intelligence Future for Design」です。
セッションでは、「複数の知能要素が連携し、業務を高度に支援する知能基盤」というコンセプトを紹介しました。

これは、人の知識、AIエージェント、接続されたナレッジシステムが、一つの統合環境の中で連携して動作する未来像です。単一の汎用AIアシスタントに依存するのではなく、AIエージェント、各種基準、プロジェクトデータ、法規、BIM情報、組織内ナレッジを接続し、実際のプロジェクト遂行や業務を支援するシステムとして機能させるという考え方です。
AEC業界におけるAI活用が、単なる作業の自動化から、知識や判断を含めた業務基盤そのものへと進化していく可能性を示すセッションとなりました。
まとめ
弊社ブースへお立ち寄りいただいた皆さま、メインステージのセッションへご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
また、このような素晴らしいイベントを企画・運営してくださったAEC Magazineチーム、特にMartyn氏、Tony氏にも感謝申し上げます。AECテクノロジーの未来について、活気とオープンな雰囲気の中で議論できる貴重な機会となりました。
今回のNXT BLD/DEVを通じて、AEC業界におけるAI活用が、「興味」や「試験導入」の段階から、実践的な導入フェーズへと急速に移行していることを強く実感しました。Tektomeとしても、AIを活用した設計・法規・品質管理のあり方をさらに探求し、AEC業界における新しいワークフローの実現に取り組んでいきます。
